労災の治療費と休業補償の支給期間

労働災害にあい、長期にわたり治療や休業を余儀なくされるケースがあります。 労災認定がされると、医療機関等で要した治療費に対しては療養(補償)給付、仕事を休んだ分の損害に対しては休業(補償)給付の支給を受けることができます […]

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労災保険でカバーされない分の損害を使用者(会社)に負担してもらう方法

はじめに 労働者が、業務上の事故によって負傷したり、業務上の原因によって疾病にかかった場合には、労災保険から給付が受けられます。 具体的には、治療費等の療養費、休業補償、後遺障害が残った場合には障害補償の給付などがありま […]

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死亡事故の場合、相続人全員がそろわないと賠償してもらえない?

労災事故によりA男さんが死亡。A男さんの妻B子さんは、長男C太さんと一緒に会社に対して労災に関する損害賠償請求をしましたが、会社からは、「相続人全員のハンコがないと支払いができない」と言われてしまいました。 確かに、Aさ […]

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労災保険給付ではすべての損害をまかなえない?

労働災害により後遺障害が残ってしまった場合、会社に対して慰謝料や逸失利益を請求することが通常です。 もっとも、労災補償給付には、慰謝料等の項目はありません。 労災補償給付では慰謝料等まではまかなえないのです。 では、どう […]

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裁判は避けたい?

「弁護士に依頼する」=「裁判になって大変」と思う方もいらっしゃるかもしれません。 かに、適切な賠償額を受け取るためには、裁判を起こす必要があるケースも少なくありません。 ただ一方で、被害者の方の中には、「保険会社の示談金 […]

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なぜ弁護士が交渉するだけで賠償額が上がるの?

労災認定が得られた場合、賠償金等については会社側と交渉することになります。 会社側としては、支払額を抑えたいと考えて、大多数のケースで当初は比較的低めの賠償額を提案してきます。 そのような提案を受けた労働者としては、「会 […]

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転落事故により脊髄損傷等の傷害を負い後遺障害等級1級に認定された事例(東京地裁平成17年11月30日判決)

■事案概要 被災者は、個人で解体作業を営む被告にアルバイトとして雇用され、家屋の解体作業中に、家屋の2階から転落するという労災事故にあいました。   鉄骨を2階から1階に投げ下ろそうとした際に鉄骨とともに1階に […]

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右人差指切断により後遺障害11級に認定された事例(名古屋地裁平成25年2月7日判決)

■事案概要 被災者は、自動車部品製造会社に勤務し、勤務先の工場内で、パイプ曲げベンダーを使用して作業中に、同機械に右手の人差指をはさまれるという労災事故にあいました。   本件労災事故によって、右手人差指の切断 […]

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はさまれ災害により後遺障害14級が認定された裁判例(静岡地裁平成19年1月24日判決)

■事案概要 被災者は、勤務先の工場内で、射出成型機械を使用して作業中に、射出成型機械の油圧シリンダーケース部と金型取付部との間に左手をはさまれるという労災事故にあいました。   本件労災事故によって、左手第3指 […]

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大型プレス機での作業中に右手の指を切断し後遺障害等級7級と認定された事例(横浜地裁昭和61年10月30日判決)

■事案概要 被災者は、金属加工会社に勤務し、80トンの大型プレス機を操作してのピアスファーム型製品の加工作業中に、鉄板材料をとりあげ、機械の板上に置き、手を離そうとした瞬間、プレス部分が下降し、右手甲を挟圧されたという労 […]

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